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私が、前稿で触れた世界最大規模の歯科機材展示会(ケルン国際デンタルショー IDS )
を、2009年に視察した時の報告記録が旧ホームページにありましたので、まとめ直して掲載しておきます。

ケルン国際デンタルショーを視察  

<ドイツからの現地発報告>  (2009年 3月28日)

『ケルン大聖堂』で有名なドイツのケルンでは2年に1度世界最大規模の歯科機材の展示会が開催され ます。今年、3月24日~28日院長は友人の若手開業医の先生を誘って、この国際展示会に参加いたしました。
 巨大な規模の展示会と聞いてはいましたが実際に来てみると本当に想像を絶するようなその規模に圧倒 されるような数日でした。

 とにかく、出展企業数、視察参加者数が尋常ではありません。東京ドーム3個分と言われる巨大なメッセ会場 が世界のあらゆる国からの出展ブースで埋め尽くされ、その間を、ラッシュアワーのような人並みが行き交って います。3日間の視察予定のスケジュールを組んでいましたが、ザッと見て回るだけでも、初日の一日で全会場 の4分の1位しか回れず、焦ってしまったほどです。

 

 

出展企業国も、欧米の中でも地元のドイツやアメリカ以外にもイタリアや北欧が意外に目立っていたり、 南米あり、ロシアや中国・韓国あり、とまさに世界経済の潮流が反映されているようでした。
 とにかく世界の現在の歯科分野における最新技術はすべて集結しているという感じです。 したがって、現在の歯科分野の国際的状況において、どういう技術が主流なのか、どういう分野が注目 されているのか、これからどの方向に向かおうとしているのか、が肌身に感じて実感できる貴重な場と言え ます。
 日本の企業でも、国内大手でありながらほとんど影の薄いところもあれば高い技術力を持って 世界に挑戦している姿勢の感じられる企業もあり、国内で普段見ているのとは異なる視点で見直しが できるような気がしました。

 歯科の臨床分野で、最も目立ったのは、言うまでもなくインプラント治療に関するもので、本当に世界中で いったいどれ位の種類のシステムがあるのだろう、と呆然とするほどの企業展示があります。
 各社それぞれが工夫を凝らした特徴をアピールしており、地元ドイツの大手らしきメーカーのブースでは、一日 に何回もインプラント手術のライブ公開をしているのには驚きました。

    もう一つ、私が気がついた大きなポイントは、セラミック修復物の加工技術の画期的な変化でした。私の歯学部学生時代には新技術の花形だった陶材焼付メタル冠はほとんど見当たらず、全く技術ベースが異なるオールセラミック材料を使うシステムが主流になっていることに驚きました。

 会場のあちこちには参加者が休憩したり、歓談するスペースが用意されており、様々なスタイルの レストランも設置されています。その中に『スシ&ワインレストラン』があり、そのレストランで多くの 外国人が寿司をつまみながらワインを飲んでいる光景がありました。日本の食文化の代表ともいえる『寿司』が このような国際的な場で、欧米食文化のシンボル的なワインと共存して溶け込んでいます。その光景に不思議な 感慨を覚えるとともに、日本の技術や文化もまさにこうあるべきではないかと考えました。

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