1週間のイタリアツアーから帰国したのが3/29、日本は桜の季節も過ぎかける頃になっていました。久しぶりに大学院の教授との新学期の研究計画についての相談に出かける途中の生田川河畔の桜並木が見事な満開でした。
大学のキャンパスには、それほど桜は目立ちませんが、2018年初めての大学院会計研究科棟の周辺だけ、当時の思い出深い桜が咲いていました。
今年の花見はこれで見納めかなと思ったのですが、天気予報で見るとちょうど2日後が全国的に春爛漫の好天のようで、開花状況も確かめると仁和寺がちょうど満開との事、すぐ近くの以前にも行った事のある龍安寺も見頃との事でした。そこで「そうだ京都へ行こう!」と思いつきました。
当日の朝は、晴れ渡る春の好天。車で行くか電車にするか、一瞬迷いましたが、いかにも京都歩きには心地良さそうな天気なので電車にしました。神戸三宮からJRの新快速であっという間に京都駅着。駅前直ぐのバス停前で、青空をバックに間近に見る京都タワーがあらためて印象的でした。

龍安寺・仁和寺方面へはバス一本。途中、二条城、北野天満宮、立命館大学前等を経由するので便利そう。
まずは、2度目になる龍安寺へ。境内の桜を眺めながら、有名な石庭を訪問。
平日でもありインバウンドの方も含め、そんなに混雑もなく満開の桜を背景にした石庭を眺める。
さらに境内にある『鏡容池』と桜を周遊。七草湯豆腐の料理店の看板に気づいたが、残念ながら定休日。
続いて、直ぐお隣らしい仁和寺を目指す。歩いて15分位で到着。案内看板に「徒然草の仁和寺」とあり、そう言えば徒然草にこの寺が出ていたな、と。
龍安寺では、湯豆腐を食べ損ね、ランチタイムもだいぶ過ぎていたところ、境内には花まつりの屋台村が出ており、『肉吸い』という美味しそうなメニューに惹かれランチにしました。
腹ごしらえも済ませ、今が正に満開という御室桜の庭園に。
いやぁ、この御室桜は正に圧巻でした。
この後、さらに訪れた『御所庭園』も予想以上の見応えがありました。
最後に、庭園の片隅に咲いていたシャクナゲ(石楠花)も春爛漫のたっぷりの光を受けて輝いているようでした。
さて、たまたま10日ほどの間隔で洋の東西の観光地を訪れて、まず感じたのは、我が日本の空気と風景の何とも言えない柔らかさでした。それは酷暑の夏には厳しい蒸し暑さの原因になる湿度の高さによるのでしょうが、陽春のこの季節には、実にしっとりとした柔らかさを感じさせます。そして、これは日本文化の大きな特徴と思われる自然の中に溶け込むような一体感です。本当に日本の観光名所はいずれも豊かな自然の中にあって、しっとり溶け込んでいます。決して周囲の自然と対立しているのではなく、一体になっている感じがします。ヨーロッパの観光名所は、がっしりした石造りの堅牢で巨大な建物が自然に対して堂々と対峙して向き合っている感じです。
もう一つ余談をすれば、日本では、どこに行っても、無料の清潔なトイレが使えます。イタリアツアーでは、トイレを探すたびに、コインの用意が必要なことが常で、気を煩わします。しかも有料なのに、その設備環境はお世辞にもキレイとは言えません。日本人の清潔好きは本当に徹底していることを実感します。
そんな洋の東西の対比も感じた京都観桜小旅行でした。




























