毎年、全国の歯科インプラント関係者が集まり、その最新のテーマについて
情報交流を図る『日本口腔インプラント学会』が今年は、9月16日(土)、17日(日)の
日程で行われました。36回目を数える今年の開催地は新潟市で、2年ほど前に建設された
<朱鷺メッセ>という大変すばらしいコンベンションセンターが会場でした。
両日合わせて数十人の講演者のセミナーやシンポジウムに参加しましたが、
その国籍たるや、ドイツ、アメリカ、スイス、イスラエル、中国、タイ、韓国等々、
きわめて多彩で、これらの人々がすべて同じ共通認識を前提に最新レベルの
インプラント分野のテーマを話す様は、圧巻でした。

-- コンベンションセンターの玄関 --

-- 多数の会場に分かれての講演や発表 --

-- Dr.Nemcovsky(イスラエル)の講演 --

-- Dr.Lumbikanonda(タイ)の講演 --

- 併催されたインプラント関係の最新機材展示会 -
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-- 学会が開かれた『朱鷺メッセ』(新潟市) --
セミナーやシンポジウムに参加していてつくづく感じる
のは、インプラントの埋入や長期の予知性については、全世界
レベルで全く当然のこととなり、この分野のテーマは骨組織と
軟組織のデリケートなマネージメントというところに集中している
ということです。
また、このような大きな学会ではいつも併催される多くのメーカー
による最新器材の展示も大変参考になります。関連図書が集積された
専門書ブースも重要な情報源で、私も興味ある数冊の書籍を買い込みました。
いずれにしても急速な変化を続けている専門分野では、常に新しい情報を吸収し、
日々の診療に活かしていくことの重要性をあらためて感じます。

-- Dr.Kirsch(ドイツ)の講演 --

-- Dr.Bergmann(ドイツ)の講演 --

『人種・食生活によりインプラント治療に違いが あるか』を
テーマに各国の専門家が話し合う

-- 注目のフランス製最新外科機器 --
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