TOP
医院紹介
スタッフ
インプラント治療
歯科用CTセンター
ミニ・インプラントとは
コラム
リンク集
リクルート
Mail













インプラント臨床セミナーに参加して
     
                (2007年2月11日〜12日)
 記録的な暖冬が続く冬晴れの連休中、審美的インプラントを中心とするセミナーに参加してきました。
 セミナーの冒頭、主催者からの挨拶に「現代のインプラント界の世界的潮流は、
 1.難症例をいかに克服するか
 2.審美性についての高度な対応
 3.治療時の患者さんの苦痛の軽減、
というテーマが重要になっている」とあったように審美性にも十分な配慮をした 苦痛の少ないインプラント治療が、今必要とされてきています。
 ミシガン大学の Wang 教授、ジョージア医科大学のDr.Salamaなど高名な 学者を含む内外の審美インプラント界の第一線の研究者たちの2日間にわたるセミナー は大変内容の充実したもので日々の臨床にも直結した内容の濃いものでした。




    -- 会場の『科学技術館』(北の丸公園) --


  

   -- 審美的インプラント講演のスライドから --



  -- 会場に向かう途中、冬晴れの皇居の風景 --

 これら最先端レベルの研究に基づく講演を聴いてつくづく思うのは、 現代において、最早、インプラント治療は単に口腔内に埋入された人工歯根が 定着し、どうにか咀嚼機能を果たせばそれでよいというものではなく なってきている、ということです。
 患者さんの日々の暮らしの中で、違和感なく快適に過ごせるような機能回復 を行うためには、様々な角度からの慎重で緻密な技術的配慮が不可欠です。
 歯を失った方は同時にその周辺の骨にも大きなダメージを受けておられます。
そのようなケースで適切な位置に最適な形でインプラント治療を行うためには様々な形で 骨の回復や修復処置が必要です。
 そのための処置を少しでも苦痛なく 安全に行うためにはきめ細かい診断ときわめてハイレベルな技術が必要とされます。
 常に最新の情報と技術を吸収し、日常の診療に活かしていくことの必要性をあらためて 感じた2日間でした。



    -- 審美歯科分野で高名なDr.Salama --

<<過去に執筆した記事>>

『開業25周年を迎えて』      ('07年1月)
『SimPlant10周年記念学会に参加して 』      ('06年11月)
『ミュンヘン国際学会と指導医認定試験』      ('06年10月)
『第36回日本口腔インプラント学会に参加して』      ('06年9月)
『紅葉の有馬にて』      ('05年11月)
明歯ニューズレター8月号      『2つの I T 』      ('04年)
歯科専門誌日本歯科評論12月号 <緊急レポート>NYテロ事件に遭遇して('01年)
兵庫県歯科医師会誌・歯界月報  『ニューヨークテロ事件の現場から』  ('01年)
歯科専門誌クインテッセンス7月号 県歯イントラネットの構築      ('98年)
歯科専門誌クインテッセンス6月号 歯科医にとっての組織的デジタルコミュニケーション('98年)
兵歯広報誌「歯界月報」連載     ネット時代のパソコン入門     ('97年)
日歯広報( 8/5、8/15、9/15号 )   連載コラム 歯科パソコン入門   ('96年)
明歯広報「海藤花」6号         震災復興とネットワーク社会    ('96年)
明歯広報「海藤花」4号         上海テニス見聞録          ('94年)
明歯広報「海藤花」3号         知的モータリゼーションの始まり  ('93年)