関西万博が始まって2カ月、この万博開催に合わせる形で、大阪・奈良・京都の博物館で、日本の国宝を集中的に集めた展覧会が開催されました。何しろ日本の国宝の約3分の1が関西に集まるという事なので、これは外せないと思い、出かける事にしました。
当初は、一日で、大阪・奈良・京都を見て回るというプランも考えたのですが、Googleで調べると、関西圏の中だけとはいえ、移動時間だけで3時間を超す事が分かり、これはちょっと現実的ではない、と考え、京都はカンツォーネコンサートで行ったばかりだし、今回は、奈良と大阪の国宝展に集中する事にしました。
今回、国宝展の開かれている奈良国立博物館は、毎年、正倉院展の開かれている所で、以前にも訪れた事はあります。しかし、今回の国宝展が6/15までの会期末が迫っている事もあってか、人の出はスゴく、チケット購入の列だけでも、長蛇の列でした。
そんな情報をネットで得ており、事前にネット購入していたので、まだましで、静謐な雰囲気に整えられた庭を眺めつつ、会場に入りました。
奈良国立博物館は明治28年(1895)4月29日に開館して以来、本年の令和7年(2025)をもって130周年を迎えるという事です。これを記念し、これまでで最大規模となる国宝約110件、重要文化財約20件を含む約140件の仏教・神道美術を展示されているという事でした。現地では撮影不可だったので、ホームページから数点を転載しておきます。


〈奈良・中宮寺〉

いずれにしても、100点を超す国宝の数々は、見応えがあり、すごい数の見学者とともに見て回るだけであっという間に時間が経ち、早くも足の筋肉が張って来るのを感じました。ようやく会場を一周し終えた頃にはもうお昼時となり、奈良公園周辺のレストランでランチを取る事にしました。
お店探しをする間にも、奈良公園の中でゆったり過ごす鹿たちの穏やかな姿にすっかり癒されました。人間と自然な形で共生している野生動物は世界的にも稀有な例のようです。その貴重さを理解していないかのような一部の外国人観光客の乱暴な行動は、本当に許しがたい事であり、この貴重な自然との共生を皆んなで守っていかないと、と思いました。
さて、事前にネットで調べていたお店に着いてみると、何と水・木はお休みという事が分かり、やむを得ず、周辺を歩いて見つけたステーキのお店に入りました。これが思いかけず、良い雰囲気のお店で、センスのいい和モダンのインテリアや緑の美しい庭を眺めながら、目の前で調理されるお肉を堪能しました。
心も身体も満たされて、お店を出ましたが、奈良公園の鹿と言えば、たまたま今の季節、出産期を迎えており、生まれたての子鹿の姿も見られるという情報がありました。それで、『鹿苑』と言うその保護施設のバンビ見物に向かいました。出産直後の母子鹿が保護されているというその施設に行くまでに、普通に親子連れの鹿を目にすることができました。
子鹿のバンビの可愛いこと!

『鹿苑』に着いてみると、子鹿の数は意外に少なく、母鹿の母乳を飲む姿も見られず、逆に出産後の栄養補給のためか、旺盛に餌を食べている母鹿の方が目立っていました。
しかし、鹿苑への往復の途中でも、公園にすっかり溶け込んでくつろいでいる鹿がたくさん見られました。

さて、子鹿見物も終えて、気がつくと早くも午後3時、奈良だけで、お腹一杯の感じもありましたが、大阪の国宝展のチケットをお付き合いのある会社からもらっていた事もあり、もう一度、気持ちと車のエンジンを掛け直し、大阪市立美術館で開かれている『日本国宝展』に向かいました。通天閣が見える天王寺公園内にある市立美術館に着くと、やはりたくさんの鑑賞客で賑わっていましたが、時間帯の関係もあるのか、奈良展ほどの混み様ではありませんでした。
こちらもやはり撮影不可だったので、数点、ホームページから。


唯一、撮影許可のあった『薬師寺東塔の水煙(東塔の屋根の上の飾り)』

一日に、2つの国宝展をハシゴするスケジュールで、歩数も一万歩になり、さすがに少々疲れを感じました。大阪国宝展の後、近くのあべのハルカスで食事する事も考えていましたが、ランチのお肉も未だお腹に滞留している感もあり、とりあえず帰宅してソーメンでも、と言う事にして帰途につきました。























