今朝のネットニュースで、今年の夏の異常気象の現象の一つか、北海道の『登別温泉』での豪雨被害が報じられていました。そのニュースによると、《土砂が流入するなどの被害相次ぐ北海道登別の温泉街》とのタイトルのもと、こんな記事が。〈13日の夜から14日未明にかけて降った大雨の影響で、登別市内の温泉街は土砂が流入するなどの被害が相次いでいます。 13日夜から14日未明にかけて登別市内は大雨となり、登別市カルルスでは24時間に降った雨の量が345ミリと観測史上最大となりました。 記者によれば「地面が崩落しています。コンクリートの部分が落ちて山肌の部分が露わになっています」と。 市内の温泉街では宿泊施設の社員寮の裏の護岸が崩れたほか、ホテルの裏にある山の土砂が崩れるなどの被害が出ました。〉

そして、ふと考えると、登別温泉はちょうど半月前の8月末、北海道ツアーの際に宿泊した地だった事に気がつきました。もし半月後に訪れていたら、この豪雨被害をまともに受けていた事になると思いました。
そして、そう言う不思議な危機回避が以前のヨーロッパツアーでも続いてあった事に気がつき驚きました。
近くは、昨年2024年9月の『ウィーン』ツアーです。私がウィーンに居たのは9/4から9/9までだったのですが、そのわずか1週間後の9/13から9/16にウィーンを含む中部ヨーロッパで豪雨・洪水被害があったのです。
以下は、AIによるまとめです。
《豪雨・洪水被害の時期
・2024年9月13日から16日までの間に中央ヨーロッパを襲った暴風雨(「ボリス」)により、ウィーンやオーストリア各地で大雨・水位上昇が発生しました。
・9月13日~16日に大雨洪水警報がウィーン州を含む複数州で発令されました。
被害内容(概要)
・ウィーン市内も暴風雨の影響を受け、鉄道や一部公共交通機関が運休・運行縮小となりました。》
このわずか1週間前、私が訪れた時のウィーンは、この時期のヨーロッパ中部にしては、汗ばむほどの陽気の天気だったのです。つまり、このツアーの時も、1週間の違いで、災難を回避出来た事になります。
さらに遡れば、3年前の2022年の『パリ』でも同じようなことを経験した事を思い出しました。私がこの夏ヨーロッパツアーに出かけたのは6/24から7/13の20日間でした。この時のブログでも書いたように、このツアー期間中、ちょっとした小雨が降ったのは、パリ滞在の2日目の午前中のみでした。
ところがその帰国後約1ヵ月、パリに集中豪雨が降り、シャンゼリゼが水浸しになったと言うニュースが流れました。
私が訪れた時のシャンゼリゼとは別世界です。
これもまたAIによるまとめによると、
《2022年夏、パリで豪雨による被害が最も大きかったのは8月16日(現地時間)です。
この日のみでパリの一部地域には「15日分の雨」が一気に降ったと報じられています。
(被害状況)
・道路、地下鉄の駅、公共バスの中まで水浸しになり、都市機能に大きな影響。
・パリ交通公団(RATP)は、地下鉄8駅の閉鎖を余儀なくされました。
・特にパリ市内の一部では「1時間で44ミリ」の雨量を観測。
・市民生活・交通に深刻な影響が出たことが報道されています。
・パリの地下鉄への浸水は珍しく、SNSには水で溢れた街や公共交通機関内部の動画が多数投稿されました。
・それ以前は深刻な干ばつが続いており、土壌が水を吸収しきれず冠水被害が拡大しました。》
と言う事です。これまた、私のスケジュールが1月遅れていたら、被害をこうむる所でした。
いや、さらに遡れば、我が人生最大の危機一髪の事件を2001年に経験していたのでした。いわゆる9.11の『ニューヨーク』テロによるツインタワービルの崩壊の現場で、私は数時間の時差で危機を逃れたのでした。
この日の朝、ツインタワー内のフェリーチケット売り場に向かう予定だった私は、前日の旅の疲れで数時間寝坊をしてしまい、そのために、事件のあったツインタワーに着くのが数時間遅れました。この朝寝坊のために、危うく崩壊したビルの瓦礫の中に埋まってしまう危機を間一髪逃れたのでした。これはおそらく我が人生で最大の危機回避だったと思います。
そして、これらの危機回避の連鎖を考えると、何かの守護が働いている感が拭えません。当時成人したばかりだった私の事を心配しながら40代で早逝した亡き母の加護なのでしょうか。不思議な危機回避の連続に、感謝の念は絶えません🙏



