正月の京都・嵯峨野散策

新年おめでとうございます㊗️

 昨年の初詣は奈良だったので、つい最近の紅葉シーズンにも行きましたが、マナーの悪い某国のインバウンドが激減してるという京都の初詣にしようかと思い立ちました。

 これまでの京都経験を振り返ってみると、メジャーな所は大体制覇してる感じです。順不同で思い出してみると、北野天満宮、金閣寺、龍安寺、西芳寺(苔寺)、東福寺、東寺、二条城、嵐山、祇園、八坂神社、平安神宮、そう言えば、清水寺、高台寺、知恩院、青蓮院門跡、大原の三千院、(金閣寺の宗派の総本山である)相国寺、さらにこの秋の伏見稲荷、瑠璃光院、も訪れました。あ、宇治になるけど、平等院も。比叡山延暦寺にも行った記憶があります。あらためて数えてみると、意外に多く、20は越し、メジャーな観光スポットはほぼ訪れているようで、自分でも驚きます。(ただ、ブルーノ・タウトが初めて訪れた時「泣きたい位美しい」と絶賛し、日本建築の最高傑作とした『桂離宮』は未だ行ってません。ただ、宮内庁管理のこの離宮は年末年始はお休みのようで、また春にでも訪れたいと思います。)

ぼちぼち、それほどメジャーじゃないところも押さえて、京都を網羅していきたいかなと思いつきました。

 AIに《今年の正月期間にゆっくり京都を観光したい。神戸在住なので、京都はよく行っているが、お勧めの一日日帰りコースは?》と聞いたら、まるでぼくの過去のツアー履歴を知っているかのように《「静かめの寺社・庭園」と「京都らしい街歩き」「軽めのグルメ」をバランスさせた一日プラン。  混雑の激しい清水坂・嵐山渡月橋ど真ん中は外しつつ、洛北と嵯峨野を組み合わせています。》というプランを提案してきました。嵯峨野方面は、嵐山の近くですが、嵐山中心の混雑地は避けて、天龍寺から竹林の小径を抜けて、常寂光寺、二尊院。祇王寺というようなプランで、言わばウラ嵐山です。洛北は圓光寺、詩仙堂、修学院離宮等を周るプラン(ただし、修学院離宮は、やはり宮内庁管轄で、残念ながら年末年始はお休み)で、一乗寺地区は何とラーメン激戦区とか。

 一応、このAIの出して来たプランに乗ってみようかと思いました。ただ嵐山方面に行くのであれば、2020年の秋にも訪れ、その建物の瀟酒さに驚いた福田美術館も加えたいと思いました。調べてみると、正月期間も開館しており、上松松園を中心にした美人画展をやっているようでした。この福田美術館訪問も加えると、嵯峨野プランだけでもかなりの時間になりそうで、洛北まで足を伸ばせるかは疑問でしたが、まずはアクセスの良い嵐山方面に向かい、嵯峨野散策を目指し、後はその時の状況で判断する事にしました。結果的に言えば、嵐山を起点にした嵯峨野散策だけで、ほぼ一日がかりになり、洛北プランは次回以降にお預けにしました。

 車にするか電車旅にするか少々迷いましたが、何しろ観光客の多い嵐山近辺に行くのに駐車場の心配がある事と往復の電車内で、ゆっくりした時間が取れそうな事も考え、阪急電車に決めました。これまで嵐山方面には何度か来ていますが、いずれも嵐電嵐山駅経由で、阪急利用は初めてでした。駅の位置関係は嵐山中心部から渡月橋を渡る対岸部の南側で駅前は落ち着いた感じでした。

驚いた事に、駅から直ぐに、日帰り温泉の施設がありましたが、この季節では、湯冷めしそうなので遠慮しました。

 渡月橋は、これまで嵐山方面から眺めるだけでしたが、初めて歩いて渡るような気がしましたが、以前保津川下りをしたことがあるので、その時、逆方向で渡ったかもしれません。

渡月橋を渡り、嵐山に着いたのは既に11時でしたが、中心の商店街地区もそれほど混雑はしていませんでした。分かりやすい嵯峨野のマップがありました。

商店街を抜けて、まず天龍寺から散策を開始しました。

ナゾの蛙さまが居て、何故か大量の硬貨が投げ入れられてました。

境内を抜けると、まさに目指している常寂光寺、二尊院、祇王寺への案内看板がありました。

この案内板の先の出口を出ると、道は直ぐ竹林の小径に繋がっていました。

僧侶らしい格好の男性の奏でる曲が竹林を流れていました。

竹林を抜けて少し歩くと次のスポットの常寂光寺に着きました。

落柿舎にも訪れてみましたが、残念ながら年末年始のお休みでした。

嵯峨天皇皇女有智子内親王の墓所もありました。

さらに歩き続けると、二尊院に来ました。知らなかったのですが、この寺院は、お釈迦様と阿弥陀如来の両方を祀っていることから、その名があるようです。

そう言えば、私は初詣として京都に来たのだったと思い出し、お賽銭を投げ入れ、一年の健康と充実をお釈迦様と阿弥陀如来様にお願いしました。二人の仏様に同時にお願いできるのは効率的だと考えたわけではありません(笑)

この頃には、さすがに歩き疲れて来ましたので、次の祇王寺をフィニッシュにしました。平家ゆかりの静かな尼寺で、三人の悲劇の女性が祀られてあるとの事でした。冬の苔庭の落ち着いた雰囲気に癒されました。

時計を見ると午後2時を回っており、さすがに空腹と足の疲れも感じましたので、嵯峨野散策は打ち上げとし、再び嵐山方面に戻り遅いランチにしました。嵐山を発つ時に目をつけていた渡月橋の真ん前の蕎麦屋に向かいました。この店は、11時頃に見た時は、さすがのロケーションだけに順番待ちの長い行列ができていました。

しかし、嵯峨野散策から戻った頃は3時前になっており、ほとんど待ち時間なく、渡月橋を見晴らす席に通されました。

暖かい蕎麦を味わっていると、外には雪が舞い始めており、いいタイミングで切り上げたとホッとしました。

この後、もう一つ最後の予定の福田美術館観覧がありました。朝、来る途中の電車中でチケットをネット購入してあり、しかもこの美術館は、この蕎麦屋の直ぐそばなので、舞う小雪の中を向かいました。嵐山の人混みの賑わいの直ぐ近くなのが信じられない静謐な佇まいの美術館で、美人画で有名な女流画家松村松園の作品群を中心にした企画展をじっくり鑑賞しました。

福田美術館『上村松園と美人画の軌跡

美術館を出て再び小雪の中を歩き、阪急嵐山駅に着いたのは午後4時半頃、正月の京都を堪能して、神戸に向かいました。

結局、この日一日の歩数は、スマートウォッチの記録によると、2万歩近くになり、正月休みの運動不足の解消はできたと思います。

 さて、次の京都旅行の目標は、かのブルーノ・タウトが日本建築の最高傑作と讃えた桂離宮と、あわせて修学院離宮との離宮シリーズにしようかなと思います。

 もう一つ、今回のツアーでは、これまでのスポットごとの訪問ではなく嵯峨野地区というエリア全体を歩いた実感がありました。これからの京都ツアーでは、点ではなく、面としての旅をするように計画したいと思いました。

また、暖かくなれば、オランダ🇳🇱のチューリップ祭り(キューケンホフ)とハーグの再訪も考えたいと思います。あるいは、イタリア🇮🇹の都市巡りのパックツアーも楽チンかも、と思案中です。

大学院の論文作成とともに、国内外の旅も楽しめる一年にしたいと思います。

皆さまにとっても、充実した良き一年となりますように🙏

投稿者:

matsuga_senior

《松賀正考》大阪大学外国語学部英語学科、歯学部卒業。明石市で松賀歯科開業。現シニア院長。 兵庫県立大学大学院会計研究科を卒業し会計専門修士。さらに同大大学院経済学研究科修士課程を卒業。その修士論文で国際公共経済学会の優秀論文賞を受賞。現在、博士課程在学中。