オランダ・チューリップ公園

 前回の京都嵯峨野の初詣ツアーの報告投稿の最後に、次の目標として、国内では京都桂離宮、海外では、オランダのチューリップ公園(キューケンホフ)を上げました。

 その翌日目覚めてすぐ、ふと思いついて、キューケンホフのツアーについて、ネット検索をしてみました。色々調べていくうちに、目はすっかり覚めて、3月中旬のオランダ➖ドイツ➖ルクセンブルク➖ベルギー、最後にオランダに戻り、キューケンホフを訪れるというキレイな周遊コースを見つけ、その場で一気に予約を済ませてしまいました。

 KLM(オランダ航空)の関空発の直行便でアムステルダムに飛び、そこからの訪問先は、ドイツのボン(ベートーヴェン生誕地)、ケルンからヨーロッパでも特異な小国ルクセンブルク、さらにベルギーの首都ブリュッセルアントワープゲントブルージュを経て、オランダに戻り、ハーグ、目玉のキューケンホフアムステルダムというバスによる周遊ルートです。いわゆるベネルックス三国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)にドイツのボンとケルンがおまけで付く形です。

 私がこのルートプランを大変気に入ったのは、もちろん新しい訪問地である目玉のキューケンホフ、個人旅行ではアクセスが少々難しいルクセンブルク等の新鮮さにあります。しかしそれに加え、かつて訪れた事がある中でも特に思い出深い滞在で懐かしさのあるハーグ、個人ツアーで大変な思いをしたが今や懐かしいブリュッセル、行きはしたものの仕事上の課題に集中しほとんど観光らしきものができなかったケルン、実はほぼ半世紀前の学生時代の初海外旅行以来、何度も通過しただけの感じのアムステルダム等との思い出の地とのミックス具合が絶妙な感じがしたからです。

 懐かしさで言えば、そのトップは、やはりハーグでしょうか。3年前の2022年の初夏、コロナ禍の真っ只中で敢行した20日間のヨーロッパツアーの際、山のようなトラブルのため予定外に1週間以上滞在する事になり、様々な思いに浸った思い出があります。この時のツアーは、振り返ってみても、全く無鉄砲なもので、海外旅行経験は20回を超すとは言え、その4年前のニュージーランドのホームステイツアー以来の久しぶりの海外でした。しかもあの強烈なコロナ騒動の真っ只中で、日本はほとんど鎖国状態の時期の大アドベンチャーでした。折角遠いヨーロッパまでの飛行機代を使うのだから、自由な立場の今、長い目の滞在を、と考えて、先に20日間という日程を決め、それから滞在地を埋めていくという大胆なやり方で計画を進めました。その最初の滞在地は、航空宇宙分野の仕事をしている知人が駐在していたオランダのハーグと決めました。そこから、ベルギーのブリュッセル、パリ、さらにスイスのチューリッヒ、南仏のリヨンを回り、再びハーグに戻るという大計画にしたのです。

ところが、この無鉄砲な計画でスタートしたツアーは、ブリュッセルのアパートメントホテルでのトラブル、駅の混雑の中でのセカンドバッグの紛失(盗難?)、パリでのインターネット接続の突然の切断、等々、山のようなトラブルに遭遇しました。その詳細は、このブログの当時の投稿でも以下の投稿以後16稿にわたり報告しています。

半世紀ぶりの長期欧州滞在

この時、ハーグ3泊、ブリュッセル2泊、パリ5泊の後、旅行継続の意欲が完全に枯渇し、ジュネーブ、リヨンへの旅程はキャンセルして、再びハーグに戻りました。結局、旅の最初の3泊に加えさらに8泊、計11泊をこのハーグで過ごしたのでした。言わば、大アドベンチャーツアーを中途で挫折し、傷心の日々(?)でしたが、このハーグでの8日間は本当に心からホッとして癒された日々でした。たまたま宿泊していたホテルも非常に落ち着いた地区にあり、有名な観光スポットであるビネンホフやマウリッツハイス美術館、エッシャー美術館等が全て徒歩圏で、毎日のように散歩に出かけた思い出があります。また近郊のフェルメールゆかりのデルフトに出かけたり、知人とアントワープへの一泊旅行もしたりしました。

(ハーグで長期滞在したホテル)
(ホテル近くの歴史あるアーケードのパッサージュ)
(ハーグの代表的観光スポットのビネンホフ)
(多数の名画を所有するマウリッツハイス美術館)
(フェルメール作真珠の耳飾りの少女)
(デルフトの運河沿いの街並み)
(デルフトの可愛い雑貨店)
(知人と訪れたアントワープのシーサイドレストラン)

これら深い思い出のあるハーグやアントワープ、ブリュッセルを再訪するのは大変楽しみです。

 もちろん、今回のツアーの本来の目玉であるオランダのチューリップ公園(キューケンホフ)も総面積 32 ヘクタール (東京ドーム約8個分)の広大な園内にチューリップを中心に、スイセン、ヒヤシンスなどが咲き乱れ、色とりどりの庭園やパビリオンが並ぶ大公園のようで、大変期待しています。(以下の写真は、もちろん自分で撮影したものではなく、ネットからの引用です。)

《キューケンホフの光景》

また、たまたま今回のツアーコースに入っているルクセンブルクは、以前個人的に訪れたいと調べた時、アクセスがかなり難しそうで諦めた記憶があります。やはり、バスによるツアーならではですね。

《ルクセンブルクの風景》

またベルギーは首都ブリュッセルと人口最大のアントワープには行きましたが、今回初めてのブルージュやゲントも独特の風情のある街のようです。

(ブルージュの街並み)
(ブルージュの遠望)
(ゲントの街並み)

アムステルダムは何回か訪れた事があり懐かしい面もあります。(この写真は、2022年のもの)

(アムステルダム中央駅)
(レンブラント記念館の近くの運河)

 ツアーのスケジュールを整理してみると、観光するスポットは、8日間で4か国10か所と盛り沢山です。ただ、始めにも書いた通り、今回のスポットの半分は、前にも訪れた所の再訪なので、ある意味、ちょうどいいのかもしれません。

   は初訪問地5か所、黒は再訪地5か所)

 ともあれ、実際の旅の出発まで約2か月半、じっくり下調べをして、出かけたいと思います。

 しかし、あらためて思うのは、旅は、事前のプランニングの楽しみ、実際の旅の経験、さらに後で思い出として振り返る楽しみ、と一粒で三度美味しいオヤツのようなものだという事ですね(笑)。

投稿者:

matsuga_senior

《松賀正考》大阪大学外国語学部英語学科、歯学部卒業。明石市で松賀歯科開業。現シニア院長。 兵庫県立大学大学院会計研究科を卒業し会計専門修士。さらに同大大学院経済学研究科修士課程を卒業。その修士論文で国際公共経済学会の優秀論文賞を受賞。現在、博士課程在学中。