天皇誕生日の祝日、近くのカフェでモーニングセットを食べていて、ふと鳴門の大塚国際美術館の事を思い出しました。明石海峡大橋と鳴門大橋を渡ってですが、車で1時間余りの距離です。西洋美術史を飾る名作を実物の鑑賞とほとんど変わらない状態で観られる施設がそんな近くにあるのですから、考えてみると本当にありがたい事です。
かねてからウワサには聞いていましたが、2年前に初めて訪れて、その作品の仕上がりの見事さと1000点を超す作品群の数にも圧倒された記憶がありました。(後で、写真の撮影日時から、初訪問が、ちょうど2年前の2024年の同じ祝日の23日である事に気がつきました)
ほぼ1か月後の3月下旬に予定しているイタリア周遊ツアーでも、いくつかの美術館を訪れる機会があると思いますが、現地ではおそらく慌ただしいスケジュールの中と思われるだけに、そのイタリアの美術館で観る予定の名画の下調べと予習にもなるなぁと思い、直ぐに準備をして車で出発しました。
そう言えば、この初春の頃は、淡路南部の黒岩水仙峡の見頃でもある事も思い出しました。ちょうど2年前にも同じ発想で、淡路・鳴門を訪れたのですが、この黒岩水仙峡の事務所に電話で聞いてみると、その時は、もう水仙の見頃が終わって、閉園したとの事で、がっかりした事を思い出しました。今回も念のため電話してみると、今年は何とかギリギリで見られるとの事だったので、まず南淡の黒岩水仙峡を目指しました。
途中のドライブ中にも日差しの明るさを感じ、また道すがら目にする花々の鮮やかさに、春近しの気配を感じました。
また水仙峡近くの黒岩灘の海も春光を浴びて輝いているようでした。
2年前には見逃した黒岩水仙峡に着き、聳り立つような断崖の壁面の水仙を目にしました。想像していたようなボリュームではありませんでしたが、咲き乱れる水仙の群生にも春の気配が感じられるようでした。
さて、いよいよ、本日のメインテーマの大塚国際美術館に到着。館内のレストランで遅めのランチを済ませて、館内を歩き始めました。しかし、何しろ長い西洋美術史の中の選りすぐりの作品が1000点以上あり、どこから見て回ろうかと、2年前の初回の訪問時も戸惑った思い出があります。ただ今回は、1か月後に控えたイタリアツアーの下準備として、訪れる主要都市の美術館の作品を確認しておく、と言う基準をもとにして、見て行く心づもりでした。
ところが、会場に入るや否や、ちょうどタイミング良く、公式ガイドさんのガイドツアーのグループと出会わせ、ちょうどその時がポンペイの遺跡の中の『秘儀の間』の前での解説が始まるところでした。
これ幸いとガイドツアーのグループに入り込み、その後ろをついて行くと、続いて、イタリアルネッサンスの3大巨匠とされるラファエッロ、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ビンチの紹介が続き、ラッキーな流れでした。





この他にも、フィレンツェのウフィツィ美術館の有名なボッチチェリの作品の紹介も続きました。


この後、2022年のヨーロッパツアーの際に、2回訪れたオランダ・ハーグのマウリッハイス美術館所蔵の有名なフェルメールの作品の紹介がありました。


このガイドツアーの後、しばらく自分のペースで、いくつかの作品を見て回りました。




しかし、時間を見ると4時過ぎ、祝日の連休最後の日でもあり、行楽帰りの車の渋滞の懸念もあったので、ミュージアム=ショップで、図録や西洋美術史の解説本等を買い込み、帰途につきました。
早春の気配を感じ、壮大な規模の大塚国際美術館も堪能し、1か月後のイタリアツアーの美術館巡りの予習もでき、有意義な一日でした。








