(社)日本口腔インプラント学会の公的な研修施設として認定されている『JACID』(日本臨床歯科インプラント研究会)は、今年、創立15周年を迎えます。
これを記念する講演会が3月初旬、フランスのインプラント歯科専門医として高名なDr.Khayatを迎えて、大阪心斎橋で開催され、IT担当としてJACID理事会に所属している院長も、この講演会の運営に参加いたしました。

Dr.Khayatはパリ大学を卒業後、アメリカの大学でも研究生活を続けられ、現在、パリ市内の高級住宅街でインプラント専門医として開業の
傍ら、アメリカのワシントン大学等での講義の他、世界の各地で講演しておられ、現代の臨床インプラント歯科分野でのトップクラスの
実力者です。また、パリの診療所で定期的に行われるライブオペ研修会には世界各地から多くの参加者が集まっています。
セミナー前夜、大阪の和食料理店にて、パリから来日されたKhayat先生を囲んで歓迎懇親会が開かれました。
先生は器用にお箸を使いこなしながら、JACID理事会のメンバーと日仏のインプラントの現状について意見を
交わされました。 JACIDメンバーにとっては、現代の欧米の第一人者の一人から、歯科インプラント分野での最新の臨床的知見を
直接教示いただく大変貴重な機会ともなりました。
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セミナー当日、会場はパリでのオペ研修会へも参加された方々も含め、国内各地からの熱心な参加者で満員と
なる盛況でした。
先生は抜歯時即時埋入・即時荷重・サイナスリフト・オステトームテクニック・グラフトレスの可能性
・骨移植等々、多岐にわたるテーマについて、様々な臨床実例写真やライブビデオ等の豊富な情報をもとに
詳細な講義を午前・午後の長時間にわたって展開されました。

セミナー終了後、遠路のご来日と長時間にわたる熱心な講義への感謝を込めての懇親会が開かれ課題
達成後のリラックスした雰囲気の中、JACIDメンバーとの親密な交流の場となり、今後引き続きの情報交換
をお願いして、有意義な一日が終了いたしました。

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