インプラント治療は、基本的に顎骨への外科的処置を伴う治療ですが、整形外科分野等、他の外科領域に比べて、
対象が小さく、また機能面、審美的側面へのきわめてきめ細かい注意が必要という面で、大変繊細な技術が求められ
ます。
このような骨に対する繊細な外科的処置において、革新的な機器として最近注目されているのが、超音波技術
を応用した『ピエゾサージャリー』です。
3月20日の祝日、東京の高輪プリンスホテルにて開催された『ITX Summit '09』において、この新機器を開発し、
これを用いた低侵襲で緻密なオペ技術の研究を続けているイタリアのDr.Vercellottiを招いての講演があり、院長も
参加いたしました。
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やはり注目の新技術ということで、ホテルの巨大な会場は1000人を越える国内各地からの熱心な参加者で満員と
なる盛況でした。
Vercellotti 先生はこの革新的な機器の開発に至った経緯を詳細に話され、侵襲度の少ない緻密な外科処置を効率的に行える
この機器の特徴や、それを活用するテクニックについて様々な症例写真やビデオ画像を用いて丁寧な解説を展開
されました。
さらに、つい最近、欧米の学会で発表されたばかりの新しいコンセプトに基づくインプラント外科技術について
も詳しく語られ、院長にとって大変参考になる貴重な機会となりました。
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